
春到来!久米島の春の楽しみ方とおすすめアクティビティ5選!
目次
久米島の春とは?
久米島は那覇市から飛行機を使って35分程度で行くことのできる離島で、別名「球美(くみ)の島」とも呼ばれています。
また、広大な自然と固有の文化が特徴で、島全体が県立自然公園になっているほど美しい離島です。
そんな久米島を堪能したい方におすすめのシーズンは春で、ちょうど3月〜5月の間です。
このシーズンは、気温が暑すぎず寒すぎずとちょうど良いことから、心地よく過ごすことができるでしょう。
さらに、この時期は冬の寒さがなくなり夏に移行する時期でもあるため、観光客も増えますが、混雑を避ければゆったりとした雰囲気を楽しむことができます。
久米島の春の気候(気温)・服装
久米島の春は、月によってやや気候が変わってきます。
3月の日中は太陽が心地よく、朝晩は少し冷え込みます。
海に入ることもできますが、まだ風の冷たさを感じることもあるかもしれません。
4月は暖かい日と寒い日を繰り返すような時期で、日中の気温は24度ぐらいまで上がり、まるで夏のように感じられる日もあるでしょう。
しかし、朝晩はまだまだ冷え込む場合が多いので、注意が必要です。
また、久米島は例年5月の上旬にいち早く梅雨入りし、6月前半頃までは梅雨が続きます。
そのため、朝から晩まで、ジメジメとした湿気を感じることも少なくありません。
亜熱帯ということもあり天候が変わりやすいのも特徴なので、雨具や羽織ものは常に携帯しておくようにしてください。
春の久米島でおすすめの観光スポット
久米島は、沖縄本島からは約100kmの所に位置し、エメラルドグリーンの海水と火山によってできた独特の自然が美しい南のリゾート地です。
そんな久米島では、定番の白砂のビーチの他にも、奇岩やサンゴ礁、マンタ、ウミガメなどの海洋生物と出会うといった体験ができるスポットもあります。
ここからは、大自然が織りなす絶景ポイント満載の久米島を満喫できる、おすすめスポットをご紹介いたします。
畳石
久米島東部に位置する畳石は、奥武島の南西側の海岸と海中道路で繋がっている場所にある、亀の甲羅のような不思議な形の岩が、敷き詰められているスポットです。
この畳石は、沖縄県指定天然記念物にも指定されており、干潮時にのみ姿を現すという貴重な奇岩群として知られています。
五角形や六角形の形をしていることから、別名、亀甲岩とも呼ばれており、これらの岩は、およそ1200万年前に噴出したとされる溶岩によってできた柱状節理というものが、長い年月をかけて波に侵食されたものではないかといわれています。
また、畳石の海岸は、久米島で人気のイーフビーチを眺めることもできる絶景ポイントとしても人気です。
なお、岩の上を歩くこともできますが、滑りやすいので十分に注意して歩きましょう。
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シンリ浜
シンリ浜は、久米島の西側に位置しており、美しい夕日を眺めることのできる絶景ポイントとしても知られているスポットです。
久米島空港からは車でわずか3分の所にあるため、空港から離発着する飛行機をすぐ近くで見ることもできます。
特に夕陽が沈み始める頃に、飛行機と一緒にビーチを写した景色がインスタ映えするほど美しいとして、写真家や若者たちの間で大人気です。
美しい夕日を眺めたい方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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久米島馬牧場
久米島の自然と動物にたくさん触れ合いたいという方におすすめなのが、馬との触れ合いやビーチでの乗馬体験ができる久米島馬牧場です。
乗馬体験は、ビーチの砂浜を馬に乗りながらのんびりと散歩したり、現地の集落や森の中を巡ったりできるさまざまな乗馬コースから選ぶことができます。
特に、馬とともに海の中に入ることができる、海馬遊びも大人気です。
南の島ならではの珍しい乗馬を体験したい方は、ぜひ一度訪れてみてください。
宇江城城跡
宇江城城跡は、久米島北部の標高約310mの宇江城岳の山頂に位置している、グスク時代の城跡です。
沖縄県内でも最も高い所に位置する山城で、頂上付近から久米島の全体を眺望できることから、絶景ポイントとしても有名です。
なお、城跡の築城年代に関する記録はないため不明とされていますが、久米仲城(くめなかぐすく)按司が築き、第二尚氏尚真王の1500年代頃年に、琉球統一によって滅ぼされたのではないかといわれています。
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具志川城跡
具志川城跡は、沖縄本島の最南端に位置する断崖上にある城跡で、その三方は海に囲まれています。
珊瑚性石灰岩を野面積みした石垣が見もので、その東側には切石を用いてつくられた城門もあります。
また、この場所は1972年に国の指定文化財ともなっており、近くにある空港からの飛行機の離着陸の様子を見ることもできます。
さらに遠くには水平線も見え、太平洋を一望できるスポットとしても人気です。
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イーフビーチ
イーフビーチは、久米島を代表するともいわれている美しいビーチで、2kmにわたって白い砂浜と遠浅が広がっています。
干潮の時間帯には沖まで歩いていけるので、のんびりとビーチを散歩をするのにもうってつけです。
穏やかな波で浅瀬が続いており、簡易シャワーやトイレもあるので、家族連れの海水浴や海遊び場にも最適といえるでしょう。
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アーラ浜
久米島の南部の集落とイーフビーチ方面に位置している自然海岸、アーラ浜はその周囲が山で囲まれている自然豊かなビーチです。
緑の木々と白い砂浜、そして真っ青な海という抜群のロケーションが感動の絶景を見せてくれます。
周辺にはトイレなどの設備がないことから観光客が少なく、それゆえに手付かずの自然が残った状態のビーチを堪能することができます。
海には岩石が多いので遊泳するよりは珊瑚や貝殻のかけらを拾いながら、のんびりと散歩するのがおすすめです。
カニや熱帯魚など多くの生き物も見ることができるので子供も楽しめるに違いありません。
さらに、夕刻には海に沈んでいく真赤な太陽と海が織りなすサンセットを楽しむこともできるでしょう。
なお、白砂は珊瑚や貝殻のかけらでできていて砂目が粗いため、裸足で歩くのは避けましょう。
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五枝の松
五枝の松は、高さ約6m、幹回りが約4.3mの大きなリュウキュウマツのことで、地面を覆う枝の面積は250平方メートルにも及ぶといわれています。
普通の松と比べると、上へはあまり伸びずに地面を這うように枝が波打って伸びているという点が特徴的です。
その姿は、まるで大きな盆栽のようにも見え、かつて琉歌にも詠まれたほど、美しいといわれています。
樹齢は推定250年余り、そして日本の名松百選にも選ばれている貴重な松です。
上江洲家
上江洲家は、久米島の旧具志川城主の末裔であるとされる士族の家です。
この上江洲家は代々、市町村の地頭代を勤めてきた旧家であり、家の敷地は立派な石垣やフクギで囲まれています。
主屋の他にヒンプン(魔除けの壁)や井戸なども保存されており、当時の生活様式をそのまま見ることができる、貴重な国の重要文化財です。
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久米島ホタル館
久米島には、ホタルも多数生息しています。
そのホタルや関連する在来生物を保護し、生態系を守ることを目的につくられたのが久米島ホタル館です。
久米島ホタル館は、ホタルの会という団体によって運営されており、ホタルをはじめ、さまざまな動植物の生態を学ぶことができます。
ガイド付きのホタル鑑賞会も催されるので、久米島のホタルを見てみたい方は、ぜひ訪れてみてください。
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春の久米島でおすすめのアクティビティ
那覇からも行きやすく日帰りも可能な久米島で、春という過ごしやすいシーズンにこそぜひ体験していただきたい、おすすめのアクティビティをご紹介します。
白砂でできたビーチアイランドで、さまざまなアクティビティを体験し、青い海と広大な自然を思う存分満喫しましょう!
シュノーケリング
久米島には海中観察ができる、シュノーケリングに適したスポットがたくさんあります。
砂浜のみでできた無人島のはての浜や美しいイーフビーチ、アーラ浜など、透明度ではトップクラスを誇る海水の中を、シュノーケリング機材を使って覗いてみてください。
色とりどりの熱帯魚をすぐ見つけることができるでしょう。
なお、ツアーに参加すれば機材一式レンタルできるので、未経験の方にもおすすめです。
▼おすすめのシュノーケリングツアーはこちら▼

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カヤック(カヌー)
久米島でも人気の高いアクティビティの一つがシーカヤック・カヌーです。
とにかく海がきれいな久米島では、透き通る海水の上を浮かびながらの、カヤックやカヌー体験で至福のひと時を過ごせるに違いありません。
また、お子様や初心者でも参加できる体験ツアーもあり、事前にレクチャーもしっかり行ってくれるので家族皆で楽しめます。
久米島に来たら、手軽に海上散歩ができるカヤックやカヌーに挑戦してみましょう!
▼おすすめのカヤック・カヌーツアーはこちら▼




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ダイビング
久米島は、美しい白砂のビーチ、穏やかな波、サンセットなどと優美なリゾート地のイメージが強い陸上とはまた異なり、水中では豪快なダイビングが楽しめるとして人気です。
海中ではウミガメはもちろん、ブラックマンタがよく見られるマンタステーションと称されたスポットまであり、日本国内のみならず世界各地のダイバーの間でも注目度が高まっています。
また、ダイビングをしたことがない方でも参加できる、体験ダイビングツアーも多数用意されていますので、気軽に参加してみてください。
▼おすすめのファンダイビングツアーはこちら▼
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SUP
久米島の海を大満喫できるマリンアクティビティとして、近年注目を集め続けているのが、SUPです。
SUPは、スタンドアップパドルボードの略であり、ボードに立ってパドルで海面を漕ぎながら進んでいくというものです。
元々はハワイ発祥のマリンスポーツで、世界中の若者を中心に人気が高まっています。
久米島でもそんなSUPが気軽に体験できるツアーや、プランが多数提供され始めており、特に観光客の間で大人気です。
SUPを試してみたい方や、久米島のきれいな海を堪能したい方はぜひトライしてみましょう。
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釣り
久米島では、必要最低限の持ち物だけで気軽にフィッシングが楽しめる、釣りのアクティビティツアーもあります。
普段釣りが趣味であるという方はもちろん、初めての方でも、久米島でする釣りは非日常的で大興奮すること間違いありません。
サンゴ礁帯から砂地、ビーチからの釣りも可能で、アジやマグロ、タイなどさまざま魚種を釣って楽しむことができます。
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離島観光にはレンタカーがおすすめ!
久米島のレンタカーは早めに予約しよう
久米島での移動にはレンタカーがおすすめ!
旅行中の移動はもちろん、早朝(サンライズ)やサンセット、星空を見にちょっと外に出るなど、自分たちのタイミングで移動できるのでおすすめです!
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まとめ
今回は、久米島のベストシーズンの一つでもある春に行くべきおすすめスポットや、アクティビティについてご紹介してまいりました。
さまざまなスポットの中でも、気になるスポットがあったのではないでしょうか?
行くだけで楽しめる魅力満載の久米島ですが、各スポットの特徴や、自然と海の中で行うアクティビティについて知っておけば、よりディープな久米島に触れられるに違いありません。
春に沖縄本島へのご旅行をお考えの方も、ぜひ一度久米島へも足を運んでみてください!