久米島旅行前に知っておきたい！人気ツアーや観光スポットまとめ【2023年最新版】

久米島ってどんな所？見どころを徹底解説！

沖縄県には数多くの観光に適した島々が存在していますが、その中でも指折りの人気を誇る島として挙げられるのが、今回ご紹介させていただく久米島です。

久米島は那覇市から西に100kmほどの海域に位置していて、その周辺には複数の島が点在しているのが特徴です。

沖縄県の160もの島々の中で5番目に大きい島として知られており、その広さに比例した数多くの観光資源に恵まれています。

琉球王国の時代から島の美しさを高く評価されてきた歴史があり、現代においても島全体が県立自然公園としての指定を受けています。

年間を通して温暖な気候となっていて、秋・冬のシーズンを迎えても平均気温が20℃を下回ることはありません。

冬場でも薄手の服装で過ごせてしまうほどの温暖な気候となっており、いつ訪れても南国特有の温かな空気が出迎えてくれるでしょう。

今回はそんな久米島への観光旅行について、さまざまな見どころを解説させていただきたいと思います。

 

久米島への行き方（飛行機・フェリー）

久米島に行くための移動手段は、飛行機かフェリーの2択となります。

飛行機を利用する場合には、基本的には沖縄本島の那覇市へと一旦移動し、そこから飛行機を乗り継ぐことで久米島を目指すことになるでしょう。

ただし、例外として、夏休みシーズンには羽田空港から久米島への直行便が用意されているため、時期が合えば利用を検討してみてもいいでしょう。

飛行機を利用して久米島を訪れるメリットとしては、那覇からの移動を約35分という短時間で済ませられるという点と、空港内での乗り継ぎが楽だという点が挙げられます。

また、1日に用意されている便の本数も多く、約2時間おきの間隔で利用する便を選べることから、柔軟なスケジュールを組みやすくなっています。

もちろん、夏休み期間の羽田からの直行便を利用すれば最速で久米島に行くことができるため、こちらも大きなメリットを得られる選択肢だと言えるでしょう。

一方、フェリーを利用するメリットとしては、費用の安さが挙げられます。

那覇から久米島への飛行機は安い時期でおよそ7000円から、高い時期だと12000円以上の価格と、比較的高価格かつ費用に幅がありますが、フェリーは大人でも片道3450円で移動が可能です。

飛行機と違って繁忙期に価格が高騰するということもないため、コストパフォーマンスに優れた移動手段だと言えるでしょう。

また、フェリーを利用すれば那覇から久米島へレンタカーを持ち込むことができるため、レンタカー利用の幅を大きく広げることが可能です。

那覇空港内でレンタカーを借りれば、空港から泊港、久米島と、同じレンタカーを利用したままシームレスな観光を実現させられます。

予算やスケジュールを鑑みつつ、より目的に沿った移動手段を選ぶようにしましょう。

 

久米島内での交通手段

久米島観光において気になる情報と言えば、島内で利用できる交通手段ではないでしょうか。

以下に交通手段に関するさまざまな情報をまとめましたので、順にチェックしていきましょう。

 

久米島旅行を楽しむコツ

久米島に限らず離島観光のコツとして挙げられるのが、交通手段をしっかり把握しておくということです。

土地勘のない離島に足を運ぶ際に移動方法の目処をつけないまま訪れてしまうと、現地に到着してから戸惑ってしまうというケースも少なくはありません。

それなりに広さのある島であることから、徒歩だけですべての移動を賄おうとするのはあまり現実的ではないと言えます。

旅行に費やせる費用と時間、利便性の兼ね合いを考えながら、ご自身の旅行プランに合った交通手段を選択していくことが大切です。

 

久米島内の交通手段を知っておこう

久米島内での交通手段としては、レンタカー・レンタバイク、路線バス、タクシーなどが挙げられます。

フェリーの項目では那覇からのレンタカー持ち込みについて触れましたが、もちろん久米島内でもレンタカーを借りることが可能です。

飛行機・フェリーのどちらで訪れた際にも、レンタカーは心強い交通手段として役立ってくれるでしょう。

また、路線バスは基本的に島の方々のための移動手段であるため、すべての観光スポットを網羅することは難しいものの、上手に活用すれば安価での移動を実現させてくれます。

大まかな移動には路線バスを用いて、バスでカバーできない部分はタクシーを利用すると言った複合的な交通手段の利用も大変おすすめです。

また、久米島ならではの交通手段としては、レンタサイクルの利用もおすすめでしょう。

久米島は毎年大規模な自転車レースが開催されるなど、自転車移動に適した地形の島として知られています。

島内1周道路を時計回りに進んでいくルートであれば、自転車観光にもぴったりですので、体力に自信がある方はチャレンジされてみてはいかがでしょうか。

 

ホテルはイーフビーチ周辺がおすすめ

久米島の観光を楽しむ上で知っておきたいのが、イーフビーチを拠点とするのがおすすめだということです。

久米島を代表するビーチであるイーフビーチは、その景観の良さや立地の良さから、島内観光の中心地として多くの人々に愛されています。

イーフビーチに人が集まることから自然と宿や飲食店も増えていて、今では高級ホテルからリーズナブルな民宿まで、数多くの宿泊施設が揃っています。

お食事の店にも困らずに済むため、どこに宿を取るか具体的なプランをまだ決めていないという場合には、まずイーフビーチを拠点として宿泊先を探すのがおすすめです。

▼イーフビーチについてもっと詳しく▼

 

ツアーを有効活用しよう

久米島は沖縄県でも上位の観光島であることから、訪れた観光客を楽しませるためのさまざまなツアーが用意されています。

ツアーと聞くと観光の自由度がなくなると思い、参加を見送られる方もいらっしゃいますが、久米島観光に限って言えば、ツアーはできるだけ有効活用していくべきです。

ツアーに参加しなければ行けない場所や楽しめないアクティビティなども存在しているため、ぜひさまざまなツアーをチェックして、気になるものには参加を検討してみましょう。

 

久米島の人気アクティビティ

久米島観光を楽しむためには、その豊かな自然に触れられるアクティビティへの参加がおすすめです。

特に海の美しさには定評があり、ただ海水浴を楽しむのも良いですが、さまざまなアクティビティを介して海と触れ合えば、別の角度からの魅力に気づくことができることでしょう。

以下におすすめのアクティビティを4つご紹介いたしますので、しっかりとチェックしていきましょう。

 

はての浜クルージング

久米島の近海に位置する人気スポットとして、はての浜というスポットが存在しています。

ここはいわゆる無人島であり、サンゴの欠片からできた白砂が積もった7kmにわたる長大なビーチが豊かなロケーションを生み出してくれています。

そんなはての浜まで船で優雅なクルージングを楽しみ、島へ上陸してさまざまな遊びを楽しむことができるのが、はての浜クルージングです。

上陸後の楽しみ方別に複数のプランが用意されていますので、お好きなスタイルではての浜の幻想的な光景を楽しまれてみてはいかがでしょうか。

▼おすすめのはての浜ツアーはこちら▼

▼はての浜についてもっと詳しく▼

▼はての浜上陸ツアーについてもっと詳しく▼

 

シュノーケリング

マリンアクティビティの中でも高い人気を誇るシュノーケリングに適したスポットも、久米島には数多く存在しています。

シュノーケルやフィンなどを着用して久米島のクリアな海に潜れば、最高の気分を味わえること請け合い。

透明度が高いため遠くまでを見通すことができ、晴れた日であればサンゴや熱帯魚たちに彩られたカラフルな情景と出会うことができるでしょう。

初心者の参加に適したスポットも数多く存在していますので、ぜひ積極的にチャレンジしてみることをおすすめします。

▼おすすめのシュノーケリングツアーはこちら▼

▼シュノーケリングについてもっと詳しく▼

 

ダイビング

シュノーケリングだけでなく、より本格的な潜水に挑むダイビングにも参加できてしまうのが久米島の大きな魅力。

ダイビングに関する免許を取得しなくても参加できる体験ツアーが開催されており、島の海を知り尽くしたインストラクターの方のサポートを受けながらダイブを楽しめます。

息継ぎの心配をすることなく深い海に潜る体験は想像以上の非日常感に溢れており、久米島の海中景観は魅了されてしまうこと間違いありません。

人生観が変わったという方もいらっしゃるほどの久米島でのダイビング、ぜひ勇気を出してチャレンジしてみませんか？

▼おすすめのファンダイビングツアーはこちら▼

▼ダイビングについてもっと詳しく▼

 

釣り

久米島の周辺の海はその豊かさにも特徴があり、数多くの魚介類が獲れる海域となっています。

そんな久米島は釣り好きの間では有名なフィッシングスポットとして知られており、釣りに関するアクティビティツアーも多数開催されているのが特徴です。

もちろん、釣り竿のレンタルなども用意されているため、自分の釣り竿などを用意する必要はありません。

釣れやすいスポットに連れて行ってもらうことができるため、初心者の方でも十二分に釣りの醍醐味を味わえること間違いなしです。

▼釣りツアーについてもっと詳しく▼

 

久米島の観光スポット8選

久米島は63.5 平方キロメートルという面積の中に、数えきれないほどの魅力あるスポットを備えている島です。

有名な観光スポットだけを挙げていこうとしてもなかなか苦労する島となっており、初めて訪れる方はどこから見て回れば良いのか迷ってしまわれることも少なくありません。

そこで以下に、ぜひ優先的に訪れていただきたいスポットを8選ピックアップしましたので、順にチェックしてみてください。

 

はての浜

先ほどクルージングの目的地として紹介させていただいたはての浜は、シュノーケリングを楽しんだり、ウミガメと出会えたりすることがあるという点でも人気のスポットです。

また、夕方の時間帯におけるサンセットの美しさにも定評があるため、カップルやお友達同士、ご家族など、どんなシチュエーションで訪れても必ず楽しめるスポットとなっています。

▼おすすめのはての浜ツアーはこちら▼

▼はての浜についてもっと詳しく▼

▼はての浜上陸ツアーについてもっと詳しく▼

 

畳石

久米島のすぐ隣にある奥武島にあり、沖縄県指定天然記念物に指定されている畳石というスポットは、離島特有の力強い自然景観を楽しむことができるスポットです。

別名「亀甲岩」とも呼ばれる奇岩群は、1200万年もの昔にその姿が形作られたとされており、久米島が生まれるまでの経緯に思いを馳せながら眺めてみることもできるでしょう。

▼畳石についてもっと詳しく▼

 

ミーフガー

久米島周辺は岩を含んだロケーションのユニークさに定評があり、畳石に続いてミーフガーと呼ばれる奇岩も高い人気を集めています。

大和泊岸にあるミーフガ―は海に浸食されて生まれた岩場で、独特の力強さと柔和さを感じさせてくれるスポットであると同時に、子宝祈願スポットとしても広く知られています。

▼ミーフガーについてもっと詳しく▼

 

比屋定バンタ

久米島でも屈指のロケーションを誇る比屋定（ひやじょう）バンタとは、島内の北東部を走る道路に沿う形で広がっている高さ200mの断崖絶壁の名称です。

道路沿いにあるという訪れやすい立地も人気の秘訣であり、設置されている展望台からは、はての浜や粟国島、渡名喜島、慶良間諸島などを一望することができるでしょう。

 

五枝の松

五枝の松と呼ばれるスポットには巨大なリュウキュウマツが生えており、地を這うように枝を広げたその姿は盆栽のようだと称されることもあります。

ただ枝が無作為に伸び広がっているというよりは、人為的に手入れされたかのような整然とした印象も与えてくれる松は、久米島を代表する自然景観の1つだと言えるでしょう。

 

上江洲家

西銘集落の中にある上江洲家（うえずけ）の住宅跡では、琉球王朝時代の士族から脈々と続いてきた名家の生活の痕跡と、島が辿ってきた歴史の残り香に触れることができます。

沖縄県全体を見渡しても比較的貴重な琉球時代を偲ばせてくれるスポットであり、県全体の歴史や文化、風土を知るためにも、ぜひ訪れておきたい場所となっています。

▼上江洲家についてもっと詳しく▼

 

熱帯魚の家

久米島の見所の1つに南国特有の熱帯魚たちの愛らしい姿が挙げられますが、その中でも随一の魅力あるスポットとしてご紹介したいのが熱帯魚の家です。

熱帯魚の家とは熱帯魚たちが集まる自然海岸の名称であり、このスポットを訪れれば数多くの熱帯魚たちを目にして、島の自然の豊かさを心から楽しむことができるでしょう。

 

宇江城城跡

沖縄県より遡った琉球王国の時代には、戦乱が繰り広げられていた時期もあり、その時代の名残を感じさせてくれる史跡である城（ぐすく）が県内の各地に存在しています。

宇江城城跡は久米島の史跡の中でも特に有名なスポットであり、城の跡地を楽しみながら、高い標高を生かした眺望を味わうこともできる点が大きな魅力となっています。

▼宇江城城跡についてもっと詳しく▼

 

雨の日に楽しめる久米島スポット5選

久米島といえば、南国の日差しを浴びながらの観光を思い浮べる方が多いのではないでしょうか。

しかし、久米島を含む沖縄県は、時期によっては雨が多くなりがちだという気候面の特徴を持っています。

久米島観光を十分に楽しむためには、雨の日にあたってしまった時のプランを立てておくことも大切です。

ここからは、雨の日に楽しめる久米島スポットを5ヶ所ピックアップしましたので、こちらも事前にチェックしてみてください。

 

久米島博物館

人気施設である久米島博物館は、「久米島の自然」、「時代の移り変わり」、「久米島の遺宝」、「島の暮らし」というジャンルごとに分けられた見やすい展示が特徴です。

入館料が大人200円というコストパフォーマンスの良さも魅力的で、久米島の歴史や文化、成り立ちなどをじっくりと学び、楽しむことができるスポットとなっています。

 

久米島紬の里ユイマール館

久米島紬という伝統工芸は平成16年に重要文化財として国から指定を受けた貴重な文化であり、そんな美しい久米島紬に深く触れることができるのがユイマール館です。

久米島紬に製作工程を知り、実物を見られるのに加えて、伝統的な手法による久米島紬の染め体験に参加できる点も、このスポットの大きな魅力となっています。

▼久米島紬の里 ユイマール館についてもっと詳しく▼

 

久米島ウミガメ館

久米島はウミガメが数多く生息していることで知られている土地ですが、そんなウミガメたちは世界的に絶滅の危機に瀕しています。

そんなウミガメたちを守る活動の拠点であるウミガメ館を訪れれば、保護飼育されているウミガメたちを見たり、ウミガメに関するさまざまな知識を得たりといった体験ができるでしょう。

▼久米島ウミガメ館についてもっと詳しく▼

 

やちむん土炎房

「やちむん」とは、焼き物を意味する言葉であり、久米島では古くから伝統的なやちむん文化が継承されてきています。

久米島の小高い丘に位置しているやちむん土炎房ではそんなやちむん文化に触れ、本物のやちむんを見て、実際にシーサー作りや絵付け体験、陶芸体験に参加することが可能です。

 

あじまー館

最後にご紹介させていただくあじまー館は、久米島の自然、文化、産業などを広く広めていくための交流地点として、用意されているスポットです。

ここを訪れれば久米島の人々と直にふれあい、ローカルな文化に触れて交流しながら、島に関する知見を大いに深めていくことができるでしょう。

 

離島観光にはレンタカーがおすすめ！
久米島のレンタカーは早めに予約しよう

久米島での移動にはレンタカーがおすすめ！

旅行中の移動はもちろん、早朝（サンライズ）やサンセット、星空を見にちょっと外に出るなど、自分たちのタイミングで移動できるのでおすすめです！

▼レンタカーについてもっと詳しく ▼

 

まとめ

今回は久米島への旅行に役立てていただけるよう、島に関するさまざまな情報をご紹介させていただきました。

観光スポットやアクティビティについても数多く触れましたが、実際にはご紹介しきれなかった観光資源が山ほど存在しているのが久米島という島です。

また、この記事では触れていませんが、魅力的なグルメも数多く用意されているため、数日の滞在だけではカバーしきれないほどの美食と出会えること間違いなしです。

とにかくコンテンツの多い島ですので、久米島を訪れる前は必ず現地の情報をしっかりと仕入れておきましょう。

事前に入念な下調べをしておくことが、久米島旅行を成功させるためのコツです。

ぜひこの記事が、みなさまの楽しい久米島旅行の助けになれば幸いです！