
久米島に行ったら訪れたい!おすすめの人気観光スポットをご紹介!
目次
久米島レンタカープランを簡単比較・予約はこちら
久米島とは?
沖縄本島の西側約100kmの位置にある久米島は面積が59.53km²であり、沖縄本島、石垣島、西表島、宮古島などに次いで大きな離島です。
人口は約7000人で行政上では島の全域が久米島町に含まれています。
また、ダイビングの聖地としても有名で全国各地から多くのダイバーや観光客が訪れるため、リゾート地としても親しまれています。
かつては交易が盛んであったことや絶景スポットが多いことからも、琉球列島で最も美しいと称されているのも頷けるでしょう。
リゾート地といえば欠かせない青い海と白い砂浜に包まれたビーチや、伝統工芸品、交易やグスク時代の歴史を感じられる城跡など、見どころ満載なので訪れる人の期待を裏切ることはありません。
そこで今回は、魅力あふれる久米島の観光スポットについて詳しくご紹介します。
久米島への行き方
久米島へ行くには、沖縄本島の那覇から飛行機または、フェリーで行くのが基本です。
夏休みシーズンであれば、羽田空港から久米島空港までを結ぶ直行便も出ており、約2時間半のフライトで到着します。
那覇空港から久米島へ行く場合は、那覇空港発の便で約30分のフライトです。
また、泊港発のフェリーで行く場合は、所要時間約3時間から3時間半で到着します。
そのため、午前から移動すれば那覇市から日帰りで旅行に行くことも可能です。
久米島のおすすめ観光スポット
久米島に来たら行っておきたいおすすめの観光スポットをピックアップいたしましたので、ご紹介させていただきます。
沖縄本島とは違った景色を見たり、体験を楽しんだりするのにもぴったりの、久米島ならではのスポットばかりですので、ぜひ旅行前にチェックしてみてください。
はての浜
久米島から送迎船で20分程の沖合に浮かぶ、砂浜だけでできた無人島「はての浜」は、キラキラと輝くエメラルドグリーンの海に囲まれている、楽園のような場所です。
3つの大きな砂州から成るこの浜は、東洋一美しいビーチといわれ、世界中の観光客から注目されています。
ここでは海水浴の他にシュノーケリング、ダイビング、海辺散歩など、さまざまな楽しみ方が可能です。
この場所に佇んでいるだけでも、広い海と空の開放感抜群の絶景に包まれて身も心もリフレッシュできるに違いありません!
なお、この島には船でしか行くことができないので、必ず事前に予約をしておきましょう。
▼おすすめのはての浜ツアーはこちら▼

▼はての浜についてもっと詳しく▼

▼はての浜上陸ツアーについてもっと詳しく▼

ミーフガー
ミーフガーは、岩の中央に巨大な穴が開いている奇岩で、久米島の北側にある海岸の岸壁に佇んでいます。
これは400万年も前にできたといわれており、中央の割れ目などは、左右異なる岩石から構成されています。
荒々しい海岸線に立つこの大岩を見れば、自然の力や息吹に圧倒されずにはいられません。
また、女岩とも呼ばれるミーフガーは、子宝祈願にも御利益があるとされているので、女性達の間でパワースポットとしても人気です。
足場があまり良くないので、無理に岩に近づき過ぎないように注意して、祈願しましょう。
▼ミーフガーについてもっと詳しく▼

畳石
畳石は、国の天然記念物にも指定されている珍しい形状をした岩で、約600万年も前に安山岩のマグマが固まってできたものといわれています。
その様子はまるで畳を敷き詰めたようにも見えることから、畳石という名がつけられました。
また、柱状節理の数は1000にも及び一つ一つの直径は1m程あります。
世界的に見ても非常に珍しい景観であるため、学術的な観点からも注目が集まっているスポットです。
特に干潮時に行くとより多くの奇岩を見ることができますので、自然の力によってつくられたこの不思議な景色を見たい方は、ぜひ訪れてみてください。
▼畳石についてもっと詳しく▼

シンリ浜
シンリル(滑る)という地元の言葉を語源として名付けられたシンリ浜は、その名の通り、砂が多いため滑りやすいビーチです。
しかし、真っ白の砂浜と海とのコントラストが非常に美しく、その浜はなんと3kmにも広がっています。
また、近くの久米島空港から飛行機が発着する様子や、美しいサンセットが見られるポイントとしても人気があります。
敷地内は事前に申請すればキャンプもできるので、ビーチキャンプを楽しみたい方にもおすすめです。
▼シンリ浜についてもっと詳しく▼

久米島馬牧場
かつて、久米島では在来種の馬が人々とともに暮らしていました。
そんな久米島の古き良き時代を再現するかのような、海や山での乗馬体験ができる牧場があります。
久米島馬牧場では、久米島の有名ビーチの浜辺を乗馬しながら散歩したり、馬と一緒に海に入ったり、丘や山を登り探検したりと、さまざまな体験をすることができます。
この牧場にいる馬達は穏やかで人懐こい在来系の馬で子供乗馬もできるため、家族全員で楽しむことができるでしょう。
本土では決して体験することのできない、思い出に残る乗馬体験をお楽しみください。
宇江城城跡
国の史跡名勝天然記念物にも指定されている宇江城城(うえぐすくじょう)跡は、久米島で最も標高が高いといわれる山城です。
この城跡からは多くの遺物が出土されていることから、沖縄諸島における時代区分の一つ、グスク時代の歴史や文化を知る上でも重要な史跡といえます。
また、城跡からは360度周囲を見渡せるため、久米島を一望でき、天気の良い日であれば沖縄本島も望むことができるでしょう。
沖縄の歴史に興味のある方や久米島の文化を学びたい方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
▼宇江城城跡についてもっと詳しく▼

具志川城跡
久米島の交易文化の痕跡が多く残されている国指定史跡の具志川城跡は、15世紀はじめ頃に築かれたものといわれています。
正門以外は海と断崖に囲まれており、非常に強固なつくりをしています。
また、安山岩と石灰岩で作られた城壁や平石積みも、この具志川城の大きな特徴です。
なお、発掘調査の結果、中国から伝わったであろう品々が多く出土しているため、久米島がかつて交易の要所であったということもわかります。
こちらも久米島の歴史を感じられる、ディープなスポットとしておすすめです。
▼具志川城跡についてもっと詳しく▼

イーフビーチ
イーフビーチは海のある景色から選出される日本の渚100選に選ばれた、絶景ビーチです。
約2km続いている白砂浜は、歩くだけでもうっとりするほど美しい景色で癒されます。
また、波が穏やかな上に遠浅であることから、シュノーケリングなどのマリンスポーツにも最適です。
さらに、ビーチ周辺にはダイビングショップやホテルもあるので、長期間滞在やマリンアクティビティ目当てで訪れるのにも最高のロケーションといえるでしょう。
▼イーフビーチについてもっと詳しく▼

アーラ浜
アーラ浜は白い煙突が目印の製糖工場付近から、10分ほど車を走らせた先に広がるプライベートビーチのような自然海岸です。
周辺は山に囲まれており、手付かずの自然の中にある隠れ家的ビーチとして、地元の人々にも愛されています。
観光客で混み合うということはほとんどないので、落ち着いた雰囲気のビーチに行きたいという方には最適です。
また、このビーチの魅力は、なんといっても海に沈みゆく夕日の景色です。
アーラ浜は久米島西側に位置していることから、夕日がゆっくりと沈んでいく様子を楽しめます。
幻想的な絶景を眺めながら、日頃の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
▼アーラ浜についてもっと詳しく▼

比屋定バンタ
比屋定バンタは、久米島一周道路の北側に位置している絶景ビュースポットです。
バンタとは地元では崖を意味する言葉で、その名のとおり比屋定バンタには、断崖絶壁が広がっている様子が見られます。
崖は海抜200mの高さで、その崖上にある展望台からは、はての浜やサンゴ礁の海、粟国島、慶良間島など、他の島々を見渡すこともできます。
また展望台には休憩スペースもあるので、ドライブの途中に立ち寄ってみるのもおすすめです。
五枝の松
五枝の松は、樹齢250年を超える琉球松で、国の天然記念物にも指定されています。
1839年に植えられたとされているこの貴重な松は、普通の松と違って横に枝が這って伸びているという独特な姿をしており、さらに面積は約250平方メートルにも及ぶ大きさです。
日本の名松百選や沖縄県の二大名松にも選ばれており、その力強さに圧倒されるに違いありません。
上江洲家
上江洲家は琉球王朝時代の1754年に建てられたとされる士族の家で、国の重要指定文化財でもあります。
この旧家は江戸時代後期の旧具志川城主の末裔とされており、代々村長の役目を務めていたといわれています。
当時は茶や綿糸などを栽培し、民衆に紬の製法を広めるなどして、久米島の産業振興に大いに貢献しました。
琉球石灰岩の石垣やフクギ、ヒンプンという魔除けの役割をもつ石塀が特徴的で、屋敷全体が良い状態で保存されています。
屋敷では一族の末裔の家族が受付案内をしておられ、立ち寄った人々には丁寧に歴史などを説明してくれるでしょう。
▼上江洲家についてもっと詳しく▼

久米島ホタル館
久米島ホタル館は県指定の天然記念物である、クメジマボタルやホタルに関連する昆虫や鳥などの生物のことを学べる施設です。
2000年にホタルの保護を目的とし開館した施設で、案内人も常在しているため、何でも質問できる学びの場でもあります。
また、館内の展示以外にも、屋外には久米島の自然に触れることのできる環境が整えられています。
▼ホタル館についてもっと詳しく▼

久米島ウミガメ館
久米島ウミガメ館は、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイなどのウミガメが飼育されている施設です。
久米島の離島である奥武島にあるこの施設は、ウミガメやウミガメを取り巻く環境の保護と、調査研究のために運営されています。
ここではウミガメの生態を展示から学んだり、大水槽で泳ぐウミガメを見学したりすることもできます。
子ガメがいる水槽もあるので、可愛らしい姿を見て楽しむこともできるでしょう。
▼久米島ウミガメ館についてもっと詳しく▼

久米島博物館
久米島の歴史や文化、自然について詳しく知りたいという方は久米島博物館に行くことをおすすめします。
島の暮らしをメインテーマに、文化財や資料が豊富に展示されています。
その他にもさまざまな資料の閲覧や文化講座、特別展、夏休み限定の子ども学習教室などの催しが開催されるため、子どもの研究学習にも役立てられるでしょう。
久米島紬の里 ユイマール館
久米島紬の里 ユイマール館は、久米島の主要な伝統工芸品の一つである久米島紬(くめじまつむぎ)の工房です。
久米島紬は芸術的な価値が非常に高いことから、国の重要無形文化財にも指定されています。
この施設では子どもも参加できる織り染め体験が大人気で、現役の職人に直接教わりながら、オリジナルの品々をつくることができます。
旅行の特別なお土産としてもおすすめですので、ぜひ体験に参加して自分だけの作品を作ってみてください!
▼久米島紬の里 ユイマール館についてもっと詳しく▼

久米島島内の移動方法
ここからは、久米島内での移動方法についてご紹介します。
久米島には電車がないので、レンタカー、タクシー、バスなどの移動手段を使うことができます。
どの手段を選ぶかどうかは、旅の目的や旅程によって異なるでしょう。
そこで、ここからは久米島島内での移動方法についてご紹介します。
交通手段を選ぶ際の参考にしてみてください。
レンタカー
久米島を一周するには車で3時間ほどかかりますが、各停のバスを利用するよりは格段に早く回ることができます。
そのため、車の免許を持っている方であれば、やはりレンタカーでの観光が最もおすすめです。
久米島は小さな島でありながら起伏が激しく、山中の所々に見どころのあるポイントが存在するので、自由に走ったり停車したりできるレンタカーは大活躍するでしょう。
また、海岸線はドライブをするのにも絶好の環境ですので、ぜひ心地良い潮風を感じながらのドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。
町営バス
運転免許を持っていない方やのんびりと移動したい方には、久米島町営の路線バスがおすすめです。
路線は、久米島をぐるりと回る一周線、空港と島の反対側の端にある営業所までを結ぶ空港線、島尻線、地元の登下校に使われる嘉儀山線があります。
本数はあまり多くありませんが、運賃120円からと低価格なので、移動にお金をかけたくない方にも最適な手段です。
タクシー
料金は比較的高めですが、タクシーを利用すれば島内で回れる場所がさらに増えるのは間違いありません。
また、久米島に来るのが初めてという方にとっては、道中道に迷う不安もなく現地のタクシードライバーに安心して身を委ねることができるというメリットがあります。
ただし、久米島は道端でタクシーをつかまえるのはなかなか困難なため、事前予約をするか、空港、ホテルなどで呼んでもらうと確実でしょう。
なお、タクシー会社によっては道中ガイドをしながら色々なスポットを回ってくれる観光サービスもあるので、ツアー感覚で利用してみるのもおすすめです。
レンタルバイク・レンタサイクル
久米島で意外に人気の高い交通手段が、レンタルバイク・レンタサイクルです。
特にバイクや自転車、アクティビティ要素のある乗り物が好きな方は、現地の自然や風を直に感じながら楽しみつつ移動ができるでしょう。
ただし、お伝えしている通り、久米島の地形は起伏が激しいため、自転車も電動でなければ、スイスイ進むのは難しいので、天候の悪い日や風が強い日などは控えた方が良いでしょう。
なお、レンタバイクやレンタサイクルは現地の民宿やバイク屋で借りることができます。
離島観光にはレンタカーがおすすめ!
久米島のレンタカーは早めに予約しよう
久米島での移動にはレンタカーがおすすめ!
旅行中の移動はもちろん、早朝(サンライズ)やサンセット、星空を見にちょっと外に出るなど、自分たちのタイミングで移動できるのでおすすめです!
▼レンタカーについてもっと詳しく ▼
まとめ
今回は久米島の定番スポットから、歴史的なスポット、ディープなスポットまでさまざまなおすすめスポットをご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
全国でも史跡やビーチが目玉の観光地は多数ありますが、久米島のように、それらが一か所に集中している観光地はなかなかありません。
見どころがコンパクトにまとまっている島だからこそ、一度に多くの観光スポットを巡ることができるのも、久米島の大きな魅力ではないでしょうか。
また、各スポットが全く異なる顔を持っているので家族、恋人、友人、団体での旅行など、どのような目的の旅行であっても楽しめるに違いありません。
ぜひ今回ご紹介したスポットを参考に、久米島を楽しみ尽くしてみてください!