
久米島の2月の天気・服装・おすすめアクティビティをご紹介!
目次
久米島の2月とは?
沖縄諸島の西に位置する久米島は、2月が真冬となります。
久米島は、2月でも島トンバラ岩近海で船舶が運航中にクジラを目にすることができます。
真冬であるものの、久米島付近で船に乗ればクジラに出会える可能性があるのです。
また、久米島では、2月に久米島町長杯パークゴルフ大会が開催されます。
久米島町長杯パークゴルフ大会は、全国よりゴルフ愛好家が集まり行われるパークゴルフ大会です。
そして、第3回大会からはJALJTAカップと共同開催され、男女優勝者は北海道でのJALカップに招待されます。
例えば、2023年には2月18日に開催されており、久米島シーサイドパークゴルフ場が会場となりました。
なお大会に参加するためには、プレイ費や昼食費、交流会費、大会諸経費が必要となります。
このように、2月の久米島にはさまざまな魅力があるのです。
今回は、そんな2月の久米島について詳しくご紹介します。
久米島の2月の天気
久米島の冬は、2月を含めて曇り空が続きます。
日照時間については、最もよく晴れる時期である7月は255.4時間です。
しかし、2月の日照時間は、77.4時間です。
他のシーズンと比べて、大幅に日照時間が減少することが分かるでしょう。
また、気温に関しては、2月でも平均で17度前後であり、さほど寒さを感じることはありません。
ただ、久米島は風が強いことから、外出時の体感温度は低くなる可能性があります。
さらに、久米島の2月は雨が多く、2月の平均降水日数が12日となる点も押さえておきましょう。
2月の久米島の服装と持ち物
続いては、2月の久米島の服装と持ち物についてお伝えします。
南国・沖縄の久米島といっても、季節は冬です。
2月の久米島に行くなら、どういった服装や持ち物が望ましいのでしょうか。
おすすめの服装と持ち物
久米島の冬(2月)は風が強いため、風をしのげる服装がベストです。
また、前述の通り雨の日も多いことから、パーカーあるいはスウェット、セーターなどといった暖かい服が適しています。
また、朝や晩に出掛けるなら、コートを着ていきましょう。
その他に、マングローブ林に行くのであれば、長袖のトップスとロングパンツを組み合わせるなども必要となるでしょう。
さらに、晴れの日あるいは曇りの日は、日焼けや熱中症予防のためにつばの広い帽子があると便利です。
2月の久米島おすすめアクティビティ
2月の久米島でアクティビティを楽しむなら、どういったものがおすすめなのでしょうか。
続いては、2月の久米島でのおすすめアクティビティについてご紹介いたします。
2月に久米島を訪れる際の参考にしていただければ幸いです。
シュノーケリング
久米島では、2月であってもシュノーケリングを楽しむことができます。
久米島でシュノーケリングを行うのであれば、「はての浜」というビーチがおすすめです。
非常に透明度が高く、水中を泳ぐカラフルな熱帯魚たちを鑑賞して楽しむことができます。
ビーチに近い浅瀬であっても、熱帯魚を見ることができる点がはての浜の特徴です。
また、ツアーに参加した場合には、シュノーケリングに必要となる道具を一式貸してもらうことができます。
シュノーケリング初心者だとしても、専任ガイドのレクチャーを受けることができ安心です。
▼おすすめのシュノーケリングツアーはこちら▼

▼シュノーケリングについてもっと詳しく▼

カヤック(カヌー)
2月に久米島を訪れるなら、カヤックを楽しむのも良いでしょう。
例えば、波の立たないところで体験できるカヤックのプランがあります。
スタッフがアシストしてくれるため、体力が不安な方であっても安心して楽しむことが可能です。
久米島には多くのウミガメが生息していることから、カヤックからウミガメの姿を眺めることができるかもしれません。
また、久米島ではサンセットカヤックを楽しむというのも一案です。
1人8,800円からのツアーでは、カヤックに乗りのんびりと夕日を眺めつつ周遊できるのです。
サンセットカヤックは、夕方までカヤックを楽しみたい方に適しているでしょう。
なお、オプションで、バーベキューを堪能できるツアーもあります。
リーフに囲まれた海域においてカヤックに乗るため、波が立ちにくく、初心者の方も安心して楽しめます。
▼おすすめのカヤック・カヌーツアーはこちら▼




▼カヤック・カヌーについてもっと詳しく▼


ダイビング
2月の久米島では、ダイビングをすることも可能です。
久米島には、はての浜など多くのダイビングスポットが存在しています。
冬場の久米島でのダイビングは、マンタやイソマグロ、ギンガメアジなどといった大物の魚を見られるチャンスが多くあります。
さらに、カクレクマノミやハマクマノミなどの熱帯魚と出会える可能性もあるでしょう。
また、ウミガメと遭遇できる可能性も高くなっており、竜宮城にいるような感覚を楽しむことができます。
なお、はての浜の周りの海は、崖状のドロップオフや洞窟、砂など地形が様々になっており、初級者から上級者までレベルを問わず楽しめます。
▼おすすめのファンダイビングツアーはこちら▼
▼ダイビングについてもっと詳しく▼

SUP
SUPは専用のボードの上に立ち、パドルで漕ぎながら水上散歩や波乗りを楽しむ新感覚アクティビティです。
久米島では、2月でも水温が22度程度あるため、ウェットスーツを着ればSUPを楽しむことができます。
また、SUPは自分のペースで漕ぎ進めることができ、疲れた場合にはボードの上で休憩をすることもできます。
さらに運が良ければ、ボードの上からウミガメを発見できる可能性もあるのです。
久米島のはての浜では、サンセットSUPが人気です。
海が全体的にオレンジ色に変化する夕景の中で、サンセットを目の当たりにすることができるでしょう。
▼SUPについてもっと詳しく▼

釣り
久米島には、人工浮魚礁のパヤオがあります。
そして、久米島は、パヤオを沖縄県内でもいち早く一般の釣り人に開放した場所でもあります。
そうした経緯から、全国的に見てもマグロ釣りのメッカとして知られているのです。
また、久米島の釣りのメインターゲットとなっているのが、パヤオのキハダです。
久米島のパヤオにおいては、年間を通してキハダを狙うことができます。
しかし、冬場である2月は多くの日で北寄りの季節風が吹きます。
そのため、漁に出港できない日も少なくありません。
久米島に行くなら釣りをするのも一案ではありますが、風の強さには注意が必要です。
▼釣りツアーについてもっと詳しく▼

2月の久米島おすすめ体験
冬の久米島ならではの体験をしてみるのもおすすめです。
2月の久米島においては、どういった体験ができるのでしょうか。
ここでは、2月の久米島でおすすめの体験についてお伝えします。
西銘集落散策
久米島を訪れるなら、西銘(にしめ)集落を散策してみてはいかがでしょうか。
西銘集落は、久米島の北側に位置する集落です。
久米島の観光スポットとして有名な「上江洲家」があるのも西銘集落となっています。
この西銘集落の散策をする要となっているのが、上江洲家です。
沖縄最古とされる石敢當や古き集落の習慣、島の植物を観察して久米島の名所旧跡を訪ね歩くのもまた久米島ならではの楽しみ方でしょう。
自然から学ぶエコツアー
エコツアーに参加して、自然から学ぶことも一案です。
自然や文化を学び、自然環境やそこに住む人々の生活を保護する、地球に優しい旅行がエコツアーです。
例えば、久米島では立神海岸海の歴史を学び、ビーチを綺麗にするというツアーがあります。
そのようなツアーでは、まずホタル館で立神海岸の独特な地形の成り立ちを学びます。
その後に、約290段という階段の下にある沖縄県指定天然記念物の天宮城や立神岩を見ることができます。
またそれだけでなく、自然度が高く人の立ち入りにくい場所でも、地球に優しいクリーン活動を体験可能です。
久米島では、ただ遊ぶというだけでなく、その美しい自然を守るためのエコツアーに参加するという楽しみ方もあるのです。
キャンプファイアー
久米島を訪れるなら、夜にキャンプファイヤーを楽しむことも1つの手でしょう。
久米島にはキャンプ場があり、キャンプファイヤーを楽しめます。
例えば、奥武島キャンプ場では、団体向けにキャンプファイヤー体験を取り扱っています。
キャンプ場側が会場手配や準備などを行ってくれるものであり、キャンプインストラクターによる司会進行も可能です。
ただ食事はついていないため、訪れる前に用意する必要があります。
修学旅行や大学のサークルで訪れる際には最適の体験でしょう。
ヤジヤーガマ洞窟探検
ヤジヤーガマは、久米島の文化や歴史を堪能できる鍾乳洞です。
洞窟の中に、人骨が入れられた瓶が数多く安置されている点が特徴となっています。
例えば、ホタル館で地球の洞窟がどのようにして成り立ったのかを学んだ後に、ヤジヤーガマ洞窟に移動して探検するツアーがあります。
ヘルメットとライトをつけるので、本格的な体験気分を味わうことができるでしょう。
催行時間については、昼間から夕方を選ぶことができます。
2月の久米島おすすめ観光スポット
2月におすすめの久米島の観光スポットにはどこがあるのでしょうか。
最後は、2月の久米島でおすすめできる観光スポットをご紹介いたします。
2月に久米島を訪れる際の参考にしてみてください。
久米島馬牧場
久米島馬牧場は、久米島に2頭のみ残った馬と島や自然が好きだという2人の方により始められた牧場です。
先人たちが共に生活をしてきた在来の馬たちと、ふれあいや乗馬を楽しむことができます。
美しい島において、馬との特別な時間を過ごすことができるかもしれません。
久米島馬牧場の馬は在来系(中心はヨナグニウマ)であり、小柄であっても力持ちです。
また、温厚かつ人懐っこさも持ち合わせています。
そして、かつて島の人たちが使用していた、島の木が用いられた馬具が使われていることも注目ポイントです。
宇江城城跡
宇江城(うえぐすく)城跡は、伊敷索按司の長男・久米仲城が築いたとされます。
沖縄県に所在する城(グスク)の中で、最も高い場所に位置している山城です。
なお、城跡がいつ築城されたのかは、記録がないため分かっていません。
また、宇江城城跡は、久米島をほぼ全体的に眺めることができるスポットでもあります。
▼宇江城城跡についてもっと詳しく▼

具志川城跡
具志川城跡は、15世紀頃に真達勃按司によって築かれたと伝わる城です。
沖縄本島最南端である字喜屋武具志川原に位置した、標高約17メートルの崖に築かれています。
崖に沿うようにして、自然の石が積み上げられた野面積みの石垣がある点が特徴です。
海に通じている潮吹き穴(すーふちみー)があるといい、久米島から逃れたという具志川城主により築かれたとの伝説があります。
そして、正門付近以外は海に面していることから、太平洋の絶景を望むことができるスポットです。
具志川城跡は城跡見学だけでなく、一年間を通して釣り人やサーファーも多数訪れるスポットとなっています。
▼具志川城跡についてもっと詳しく▼

比屋定バンタ
比屋定(ひやじょう)バンタは、断崖絶壁の景勝地となっています。
バンタというのは、沖縄の方言で断崖を指します。
比屋定バンタは、久米島の北東部の一周道路沿いの、比屋定集落から阿嘉(あか)集落に抜ける途中にあり、高さは200メートルです。
比屋定バンタの展望台からは、晴れた日にはハテの浜や遠方の粟国島(あぐにじま)などを望むことが可能です。
比屋定バンタのすぐ傍には売店あるいはトイレもあるため、ドライブ時に休憩することもできるでしょう。
久米島空港からは、車で一般道を使って20分で到着できます。
上江洲家
上江洲家(うえずけ)は琉球王府時代の士族が住んだ家であり、立派な石垣とフクギの古木に囲まれています。
上江洲家は、久米島の旧具志川(ぐしかわ)城主の末裔であるという話があります。
士族の位となっている親雲上(ペーチン)を称しており、間切(現在の市町村)の地頭代を務めた家柄です。
建物の敷地は琉球石灰岩の立派な石垣やフクギにより取り囲まれています。
また、国の重要文化財に指定されており、屋敷が全体的に良好な状態で保存されています。
▼上江洲家についてもっと詳しく▼

久米島ウミガメ館
久米島ウミガメ館は、生きているウミガメに会える施設です。
絶滅の危機にあるウミガメの、現状あるいは生体を学ぶことができます。
また、久米島の貝に関する展示もあり、こちらも見逃せません。
午前9時から午後5時まで営業しており、毎週火曜日が休業日です。
久米島空港から一般道を通る際には、車で約30分程度の時間で到着できます。
無料の駐車場も完備されており、30台まで駐車可能です。
▼久米島ウミガメ館についてもっと詳しく▼

久米島博物館
久米島博物館は、久米島の自然や歴史を知ることができる博物館です。
久米島の自然や時代の移り変わり、久米島の遺宝、島の暮らしがテーマとなっています。
久米島の文化あるいは自然に触れたい方は、久米島を観光する前に訪れることが一案です。
そして、久米島博物館にはエントランスにタッチパネルやビデオ映像端末が設置されており、島について紹介されています。
午前9時から午後5時まで開館しており、月曜日と年末年始が休業です。
ただし、臨時休業日もあるため、訪問前に確認しておくようにしましょう。
久米島紬の里 ユイマール館
ユイマール館は久米島紬の拠点となっています。
久米島町の文化・観光、伝統工芸観光の拠点でもあるのです。
施設については久米島町の指定管理を受けており、久米島紬事業協同組合により管理や運営などが行われています。
また、ユイマール館には、資料館や製作作業工房、後継者育成施設の3施設があります。
そして久米島紬展示館は、久米島紬の資料などの展示や久米島紬の歴史コーナーなどを楽しむことが可能です。
その他に資料館にはショップコーナーがあり、お土産を探せます。
例えば、久米島紬の絹生地を用いた衣料品などが購入できるでしょう。
▼久米島紬の里 ユイマール館についてもっと詳しく▼

離島観光にはレンタカーがおすすめ!
久米島のレンタカーは早めに予約しよう
久米島での移動にはレンタカーがおすすめ!
旅行中の移動はもちろん、早朝(サンライズ)やサンセット、星空を見にちょっと外に出るなど、自分たちのタイミングで移動できるのでおすすめです!
▼レンタカーについてもっと詳しく ▼
まとめ
2月の久米島はさほど寒くはないものの風が強いため、何か羽織るものがあると便利です。
また、日照時間が短く、曇りや雨の日が多い点を知っておく必要があるでしょう。
2月の久米島でアクティビティを楽しむなら、シュノーケリングやカヤックなどがおすすめです。
また、パヤオでの釣りを楽しむことも良いでしょう。
その他には、宇江城城跡を訪ねるなど久米島ならではの観光スポットも多くあります。
真冬の2月に、夏の久米島とはまた違った姿を楽しんでみてはいかがでしょうか。