久米島の台風時期を知っておこう!久米島の台風シーズンの特徴と注意点を徹底解説
目次
久米島の台風情報について徹底解説!
沖縄本島から西に約100kmの場所に位置する久米島は、平均気温が20℃を超えています。
亜熱帯性気候に属していることもあり、久米島でしか見られない珍しい動植物や景色が堪能できる観光名所です。
そんな久米島では、1年の内決まった時期には台風が接近しやすくなるため、その時期に観光に訪れる際には台風に注意しなければいけません。
そのためにも、久米島の台風の時期や特徴を知り、その時期に訪れる場合には相応のプランを考えておくことが大切と言えるでしょう。
そこで今回は、久米島の台風情報について解説いたします。
久米島の台風時期・特徴
久米島において、年間を通して最も台風が接近する時期は8月です。
ただし、その前後の7月と9月でも台風が接近する可能性は高いため、注意が必要です。
沖縄気象台の平均データでは、久米島が強風域に含まれる台風は年間平均で2個から2.5個とされています。
ただし、強風域に巻き込まれなくても遠方の台風の影響で海が荒れることが多々あるため、マリンアクティビティを目的としている方は事前の天気予報の確認が欠かせません。
久米島が台風による強風域に入っている期間は、おおよそ2日弱であることが多いという特徴があります。
これを加味して訪れる時期や、観光プランを検討しましょう。
台風シーズン中のフェリーは運航するの?
台風が発生して久米島に接近する場合、フェリーが運休になる可能性は非常に高くなります。
ただし、台風が接近する日の運行状況は、当日の早朝に判断されます。
そのため、直前になるまで運行するか分からないことが多々あり、注意が必要です。
台風の強風や高波などによって、安全な運行が困難になるため、台風が接近しつつある状況で無理やり運航しても大きな事故に繋がる危険性があるのです。
台風の状況を加味してフェリー会社が安全第一で判断するため、その判断に委ねましょう。
台風シーズン中の久米島での過ごし方
台風シーズンに久米島を訪れようと検討している方は、天気が良い時のプランと台風が接近している時のプランの両方を検討する必要があります。
ただし、台風が接近している時にはどのよう過ごしたら良いか分かりにくいものでしょう。
ここでは、台風シーズン中の久米島での過ごし方についてご紹介いたします。
台風シーズン中の久米島での過ごし方
台風が接近している久米島では、もちろん海でのレジャーはできません。
また、激しい雨や強風などによって天気が崩れていると、行ける観光スポットも限られてしまいます。
そこで、台風が接近している時は、屋内で楽しめる過ごし方を検討してみましょう。
久米島内ではいくつもの屋内で楽しめる観光スポットがあるため、そのようなところを巡ることで思い出作りができるはずです。
久米島は海や景色だけではなくさまざまなスポットがあるため、事前に調べておき、いろいろと訪れてみると良いでしょう。
ただし、雨の中の移動には注意が必要です。
久米島では町営バスやレンタサイクル、タクシーなどの交通手段があるものの、台風が接近している場合にはこれらの交通手段は不便に感じてしまうかもしれません。
また、町営バスは本数が限られていることや、タクシーには数に限りがあるため、待っている間に雨で全身が濡れてしまいかねません。
また、レンタサイクルは大雨・強風では非常に危険であるため、避けることをおすすめします。
そのため、最も安全な移動手段であるレンタカーを借りて、自由に島内を移動できる手段の確保をしておくことも必要となるでしょう。
台風前後でも楽しめる観光スポット
久米島と言えば美しい自然とエメラルドブルーに輝く海であるため、そんな自然に囲まれて楽しむアクティビティを目当てに訪れる観光客は多くいらっしゃいます。
しかし、台風が接近していればこのような楽しみ方はなかなか難しいでしょう。
そこで、これらとは違った久米島の楽しみ方をすることをおすすめします。
台風前後で天気や海が荒れている時期でも楽しめる観光スポットが数多くあるというのも久米島の魅力の1つです。
久米島には独特の文化が残っており、それに触れるのも久米島の楽しみ方です。
ここでは、台風前後でも楽しめる久米島の観光スポットのうち特におすすめなものをご紹介いたします。
久米島紬の里ユイマール館
久米島紬の里ユイマール館は久米島の伝統工芸である久米島紬を製造している久米島紬事業協同組合が運営する工房です。
ここでは、平成16年に国の重要文化財に指定された久米島紬の歴史や作業工程が詳しく展示されています。
久米島紬の里ユイマール館でしか購入できない久米島紬の反物や名刺入れなどの加工品の販売も行っており、お土産としても最適です。
また、久米島紬の織り染め体験も行っております。
伝統工芸品である久米島紬の織り染め体験は、他の観光地ではなかかできない貴重な体験であるため、お子様連れであれば良い思い出作りになるでしょう。
また、体験で作る織り染め物はお土産としても持ち帰れます。
久米島紬の里ユイマール館は伝統工芸に触れ、その魅力や背景を知るといった楽しみ方ができる観光スポットです。
▼久米島紬の里 ユイマール館についてもっと詳しく▼
やちむん土炎房
小高い丘に建つ赤瓦の沖縄楓木造が特徴的なやちむん土炎房は、久米島の土を使ったシーサー作り体験や絵付け体験、陶芸体験などさまざまなイベント開催されている観光スポットです。
観光に訪れた方全員が沖縄の伝統工芸品であるやちむんに触れてその魅力を知ることができるでしょう。
室内で開催されているため、台風によって天気が崩れていたとしても快適に楽しめます。
自分だけのオリジナルシーサーや陶芸ができるため、一生の思い出になるに違いありません。
また、工芸品の販売も行っているため、久米島を訪れた思い出のお土産としてもおすすめです。
琉球ガラス工房 瑠璃蛍
久米島空港から車で8分の場所に位置する琉球ガラス工房 瑠璃蛍は、泡盛などの廃ビンを利用した地球環境に優しい琉球ガラス工房です。
ここではガラス細工によるアクセサリーやランプシェード作り体験ができるため、久米島の思い出作りには最適な観光スポットです。
また、オリジナルの琉球ガラスやコップ、箸置きなどの展示や販売も行っています。
市販の品とは異なる琉球ガラスの美しさを存分に体験しましょう。
台風シーズンの対策と注意点
台風シーズンは、急な天候の悪化によりフェリーや飛行機の運が予想されます。
そのため、観光に訪れる前からのこまめな天気予報の確認が欠かせません。
もしも予定日に台風が接近するようであれば、旅行会社に確認をしましょう。
ここで注意しなければいけないのは、必ずしも台風が接近している=久米島に行けないというわけではないということです。
直前に台風の進路が変わることも起こり得るため、早まって旅行をキャンセルするとキャンセル料が発生するかもしれません。
直前まで待ち、旅行会社や航空会社の指示が出るまで待機しましょう。
また、現地に到着してから台風が接近した場合には、海などの危険な場所に絶対に近づかないように注意しましょう。
台風で海が荒れると事故が起こる可能性が非常に高いため、楽しさよりも安全を第一に考えた行動をとることが大切です。
一見すると荒れていないように思える海であっても、突然豹変することも起こり得るのです。
せっかく久米島に来たのだからと無理してでも海で楽しもうと思ってはいけません。
何か楽しみたいと考えるのであれば、海以外で楽しめる観光スポットを探すことをおすすめします。
離島観光にはレンタカーがおすすめ!
久米島のレンタカーは早めに予約しよう
久米島での移動にはレンタカーがおすすめ!
旅行中の移動はもちろん、早朝(サンライズ)やサンセット、星空を見にちょっと外に出るなど、自分たちのタイミングで移動できるのでおすすめです!
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まとめ
今回は、久米島の台風情報についてご紹介しました。
久米島を含む沖縄周辺は8月前後に台風が接近することが多いため、この時期に観光しようと検討している方は天気や安全対策に注意しなければいけません。
台風は自然災害であるため、正確な予測が困難です。
また、誤った行動をすると思わぬトラブルや事故の原因になりかねないため、冷静な行動を心掛けましょう。
久米島には天気が崩れていても楽しめる観光スポットが多くあるため、台風の際にはそのような観光スポット巡りも検討してみてはいかがでしょうか。