【久米島へ移住したい方必見】移住支援や仕事はあるの?事前に知っておきたい久米島の情報を紹介!
目次
久米島へ移住したい方必見☆
事前に知っておきたい久米島の情報を紹介!
久米島は沖縄本土より西方へ100km程度離れた所に位置する小さな離島。
今回は、そんな久米島への移住や、ご旅行をお考えの方に必見の情報をお伝えしてまいりますので、ぜひご覧ください。
◆久米島での仕事を探している方
◆沖縄の離島での生活に憧れている方
◆移住支援や住居探し、仕事情報を事前に把握したい方
久米島ってどんなところ?
島を車で一周すれば1時間程度で回ることができる小島ですが、沖縄の離島の中では5番目に大きい島!
また、琉球王朝時代に中国などとの貿易が盛んに行われていた歴史もあり、琉球列島一美しいという意味で、球美の島と称されてきました。
久米島の面積と人口
沖縄諸島の一つであり、その中でも最西端に位置する久米島の面積は、おおよそ63.65平方kmです。(令和7年時点)
また、人口は7026人ほど、世帯数はおおよそ3922世帯で、行政上では島の全域が久米島町に属します。
久米島への行き方
久米島へ沖縄本島から行く場合は、飛行機もしくは船を利用します。
飛行機の場合はわずか30分、さらに1日7便があるのですぐに行くことができるでしょう。
また、船で行く場合は、那覇泊港から久米島の兼城港まで最短3時間、値段もリーズナブルなので安くゆっくり行きたいという方にはおすすめです。
なお、船の便数は1日2便です。
久米島のアクセス方法について詳しくはこちら▼

久米島の交通の便
久米島島内の移動は、バス、車、タクシー、バイクなどが主流です。
自転車にも乗ることができますが、山道はアップダウンがあるため、なるべく平坦な道を選ぶと良いでしょう。
島内に住んでいる人々は、ちょっとした移動に車や町営バスを利用することが多いです。
片道120円から乗ることができるので普段使いもしやすいですが、1日数本と便数は少なめなので、事前に時刻表をチェックしておきましょう。
久米島の移動はレンタカーも便利
久米島ではレンタカーを月単位でリースしているところもあります!
また移住前に久米島を下見で訪れる際にはレンタカーを借りると便利です♪
おすすめレンタカープランはこちら ▼
久米島のレンタカーについて詳しくはこちら▼

久米島の天候と気温
久米島の夏は湿度が高めで蒸し暑く、雨も多いです!
一方、冬は曇りがちで涼しいですが、時折強風が吹きます。
気温は年間を通して15°C〜32°Cの間で変動し、11°C 未満や33°C を超える気温は滅多にないでしょう。
なお、涼しい時期は12月から3月中旬ぐらいまでで、最も寒い月は1月、それでも平均最低気温は15°Cと、本土に比べて暖かいのが特徴です。
久米島へ移住する魅力
久米島は沖縄県の中でも毎年多くの移住者がおり、移住先としては非常に人気の高い地域。
特に美しい海に囲まれて生活したい方や、時間に追われることなくのんびりとした生活に憧れているという方にもぴったり!
また住む場所によっては、常に青い海と大自然の絶景を見ながら生活することが可能なので、自然が大好きな方にとってはまるで夢のような毎日となるかもしれません♪
さらに、冬があまり寒くなく年間を通じて暖かい気候であるというのも、住みやすい理由の一つといえるでしょう。
琉球一美しいといわれる久米島
久米島は、古くから現代に至るまで沖縄(琉球)列島の中でも最も美しい島といわれてきた島です。
雄大な大自然に囲まれたロケーション、美しく輝く七色の海、南国らしい雰囲気など、他の観光地に引けを取らない美しさが凝縮されています。
現地では、球美の島と称されるのにも相応しい、この島特有の絶景がたくさん見られることでしょう。
日本の渚100選『イーフビーチ』
2kmの白い砂浜が特徴のイーフビーチは、全国の海がある絶景スポットから選出される、日本の渚100選に選ばれるほど美しいビーチ。
ビーチ周辺には、宿泊ホテルやマリンショップなどが建ち並び、海水浴やマリンスポーツをしに行くのにも最適です。
さらに、天気の良い日には夜の空に満天の星空を仰ぐことができる、星空鑑賞地としても知られています。
アクセス:久米島空港から車で約20分
▼イーフビーチについてもっと詳しく▼
360°エメラルドグリーンの海と真っ白砂浜
『はての浜』
はての浜は、久米島の沖合5kmの所に浮かんでいる無人島で、3つの浜から構成されています。
これらの浜の長さは計7kmにも及び、その浜を取り囲むエメラルドグリーンの海によって、より幻想的な景色を生み出しています。
この息を呑むような景色を見れば、久米島が東洋一美しいといわれるのにも納得するに違いありません。
所要時間:久米島から船で約30分
▼おすすめのはての浜ツアーはこちら▼

9:00〜12:00 / 14:00〜17:00
【冬季11月〜4月】
9:00〜11:00 / 14:00〜16:00所要時間:【夏季5月〜10月】
約3時間
【冬季11月〜4月】
約2時間7,000円

9:00〜12:00 / 14:00〜17:00
【冬季11月〜4月】
9:00〜11:00 / 14:00〜16:00所要時間:【夏季5月〜10月】
約3時間
【冬季11月〜4月】
約2時間4,500円
▼はての浜についてもっと詳しく▼
『久米島ボタル』など
久米島独自の生き物に出会える
島そのものが県立自然公園にも指定されている久米島には、久米島ボタルなど久米島でしか見られないような希少生物が多数生息しています。
その理由としては、海だけではなく、手付かずの自然が残る山、土壌、水源によって成り立つ、豊かな自然環境が挙げられます。
リゾート地でありながら、こうした大自然が守られ続けている久米島は、希少生物の宝庫といっても過言ではありません。
『車海老』や『海ぶどう』など
久米島グルメが楽しめる
日本一の生産量を誇る車海老や海ぶどうは、他では決して味わうことのできない美味しさで、久米島に来たらぜひ食べてみてほしい逸品です。
海ぶどうは久米島で有名な海洋深層水を使用し養殖されたもので、プチプチの食感や揃った粒が美しいと大人気♪
久米島に暮らす人々の買い物情報
「久米島は離島なので、買い物をするのに困るのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、実際買い物をする場所は十分にあります!
スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストアもあり、日常生活に必要なものや食材の大半は島内で買い揃えることができます。
久米島にあるスーパー
久米島には、複数のスーパーがあります。
久米島にあるスーパーについて詳しく見ていきましょう。
久米島で一番大きなスーパーマーケット。
特に青果や生鮮食品が豊富に取り揃えられており、日々の食卓の買い出しには便利です。
◆スーパーやましろ
食品だけでなく、日用雑貨や洋服なども販売されています。
リクエストをすれば本も取り寄せることができ、新刊の雑誌も手に入るので、本屋や雑貨店が少ない久米島での生活にも欠かせません。
◆おろしスーパー
食料品、お土産、加工品、雑貨など幅広い種類の品々が並んでいます。
大容量の冷凍食品が売っているので地元の人はバーベキューなどする際によく利用しています。
◆玉寄スーパー
お惣菜やお弁当が豊富で、お昼時にはにぎわいます。
島バナナなどの地元特産の果物が安く入手できる時もあります。
久米島にあるコンビニ
久米島には2軒のコンビニエンスストアがあります。
どちらもファミリーマートで、仲泊店と久米島イーフビーチ前店です。
店内では都会のコンビニとも大差がないほどサービスが充実しており、24時間営業であるため、ローカルスーパーが閉店した後にも役立ちます。
久米島は移住者の受け入れに前向き!
沖縄の離島の中でも特に、移住先としての人気が高いといわれる久米島は、行政も移住者の受け入れに積極的!
久米島の移住にかかる費用
移住の際にかかる旅費は、どこから移住するかにもよるため一概には言えませんが、引越し費用から初期費用、家賃などを合計して最低でも80万円〜100万円ほどは必要となるでしょう。
月約15万円
◆2人以上や子供連れの家族世帯
月約20〜25万円ほど
久米島移住の支援ってあるの?
久米島では、島外からの移住者を受け入れるための移住支援制度も導入しており、職種によっては引越し費用などを補助してくれることもあります。
また、久米島町が運営する専用サイトでは、職探しや物件探しに役立つ情報も、積極的に発信されているので移住の際には必ず役立てられるでしょう。
『島ぐらしコンシェルジュ』による
移住相談窓口
島ぐらしコンシェルジュは、移住定住相談員の設置や、渡航費の助成(久米島以外からの保育士の採用時に引っ越し費用の補助を行うなど)を行い、久米島への移住をサポートします。
久米島移住にも役立つ情報サイト
『島ぐらしガイド』
久米島町の企画財政課は、久米島移住に役立つ情報を掲載した『島ぐらしガイド』を発信しています!
久米島移住を考えたら、まずはこのサイトを覗いてみるといいでしょう。
久米島移住ガイドブック
2025年より新しくなった久米島町移住ガイドブックは、久米島への移住に興味がある、もしくは移住を検討している方に幅広く活用してもらえるよう、島に関するさまざまな情報を掲載して配布しています!
島での暮らしについてはもちろん、施設や物価、仕事、移住者へのインタビュー記事など、事前に読んでおくと島全体のことがざっくりとわかるような内容となっています♪
空き家バンク、空き地バンク制度、補助金
久米島では空き家バンク情報の掲載、空き地バンク制度、及び、久米島町での空き家の活用促進補助金制度を導入しています。
子育て支援
久米島ではこども医療費助成、出産助成金の制度もあり、子育てをする方にとって充実した支援制度が整っています!
また、教育機関の学校の他にも、保育施設、子育て支援センター、子ども発達サポート多機能型事業所、放課後こども教室、ファミリーサポートセンターなどが島内に設置されています。
久米島の仕事情報
久米島は生産量日本一の車海老や海ブドウの養殖関連の仕事もあり、その他にもリゾートホテルや観光地受付、マリンアクティビティのツアーガイドなど観光業の仕事が多い傾向です。
さらに、高齢者の増加による福祉関係職の需要も増加しているので、介護福祉士などの資格を持っている方も有利です。
久米島での仕事の見つけ方
では実際に、久米島で仕事を見つけるにはどのようにすれば良いのでしょうか。
仕事を見つけるのに役立つ情報や、仕事の効率的な探し方についてご紹介しますので、ぜひ久米島での職探しの参考にしてみてください!
移住に際しての職探しに役立つ求人情報も多数掲載されており、業種ごとに検索できる機能もあるのでぜひご活用ください。
◆求人サイトから確認
求人サイトにも、久米島の求人情報が多数掲載されています。
リゾートバイトなども掲載されているので、まずは気軽に職を探したいという方はぜひ活用してみましょう。
◆ハローワークへ行く
現地のハローワークへ行くのが手っ取り早い方法かもしれません。
ハローワークには常に300を超える求人が掲載されているので、求人検索したり、窓口で自分に合う仕事がないか相談したりしてみましょう。
◆現地のチラシを確認
現地のお店や会社などの求人チラシに応募するのも、職探しの手段として有効です。
スーパーなどに張り出されているので確認してみましょう。
久米島の給与水準
久米島の平均年収は370万円前後です。
また、この水準は沖縄県の市町村の中では25位で、全国平均年収よりも130万円程度下回ります。
久米島の物件情報
久米島には各事業者が取り扱う物件の他に、個人管理の賃貸もありますが、慣れない土地ではなかなか探し方がわからない方も多いことでしょう。
そんな久米島の物件情報について詳しくお伝えしてまいりますので、ぜひ物件探しの参考にしてみてください。
久米島での物件の見つけ方
久米島は核家族化の影響もあり世帯数が増加しているため、人口は増えていないのにもかかわらず、不動産が不足しているという現状があります。
そんな久米島では、以下のような方法で物件を探すのが有効的です。
移住者支援サイト「島ぐらしガイド」にも、物件や空き家の情報が掲載されています。
◆不動産サイトから確認
インターネット検索をすれば、久米島の不動産情報を集約して掲載しているサイトも多数存在しています。
まずは現地へ行く前に目星をつけておきたいという方は、こういった不動産サイトを確認しておくと良いでしょう。
◆現地の不動産へ行く
久米島には2軒の不動産屋がありますので、直接連絡して物件を探す手段もあります。
気になる物件や希望物件があれば、それを伝えておき、空き物件が見つかり次第連絡をもらうという流れが一般的。
◆現地のチラシを確認
現地で空き家のチラシを探して、直接管理者へ連絡するという手段もあります。
地元の人に物件を探していると伝えてみて、現地住民のコネクションを辿ってみるというのも手です。
久米島の家賃の相場
久米島の家賃相場は、家具があるかどうか、また築年数がどの程度かでも変わってきます。
一例として、アパートなら1K〜3DKの場合、約3万円〜6万円が家賃の相場です。
なお、久米島の物件は、あらかじめ駐車場がついているものが多いといわれています。
久米島の病院情報
久米島には、総合病院1ヶ所、診療所1ヶ所、歯科が1ヶ所あります。(病院には外来と常駐の内科などがある)
なお、久米島内の医療機関では対処できない場合や、緊急時にはドクターヘリを要請し沖縄本島の病院へ行くこととなります。
久米島では唯一の総合病院で、島民全員が健康に暮らせるよう充実した医療サポートを行っています。
この病院は24時間、365日救急対応しているので、緊急時には一番に頼れる存在。
◆球美の島診療所
球美の島診療所は、内科と外科の2科目の診療が受けられます
◆仲里歯科医院
令和7年に開業した新しい歯科医院です。
地域に根付いた歯科医療を目指しており、むし歯、歯周病、噛み合わせ治療をメインに行っています。
久米島移住の注意点
島外や沖縄本土へのアクセスもしやすく、魅力が凝縮されたバランスの良い島、久米島ですがいざ移住をするとなれば、注意していただきたい点もあります。
移住後に後悔することがないよう、事前に注意点を知っておいた上で検討するようにしてみましょう。
娯楽が少ない
久米島は美しい自然の宝庫ではあるものの、ゲームセンターや映画館などといった娯楽施設がありません!
生活をしていく上では、娯楽施設がなくても困ることはありませんが、普段から娯楽施設によく通っている方は那覇市まで足を運ばなければならず、不便を感じることも多いかもしれません。
教育機関が少ない
久米島には子どもの教育機関や大人の学習の場も少ないです。
特に子供は進学先の選択肢が少ないため、進学の際には島外へ出る人も多いといわれています。
そのため、久米島に移住して子育てすることを想定している方は、進学先や島外に進学する場合のライフプランも考えておかなければなりません。
受けられる医療に限りがある
久米島には診療所、病院、歯科、動物病院もありますが、内容によっては島で受けられない診療もあります。
特にこれから出産し、久米島での子育てをお考えの方は、久米島には産婦人科がないこと、そして、島内での出産はできず島外の産院へ行く必要がある、ということに留意しておいてください。
まとめ
久米島への移住は憧れでもありますが、いざ実践しようとするとさまざまなハードルが出てくることもあるでしょう。
そんな時には、ぜひ今回ご紹介した行政による充実したサポートや、ガイドブック、Web情報、地元の人との交流などを活用して、移住に立ちはだかるハードルを一つ一つ下げていきましょう。
また、どうしても不安があるという方は、まずはお試しで数週間から数ヶ月程度の短期間移住をしてみるのもおすすめ!
ぜひ自分に合った方法で移住を検討し、計画的で幸せな久米島移住を実現しましょう!
合わせて読みたい記事はこちら ▼