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久米島の歴史や文化について簡単に説明!行きたくなる人気の観光スポットもご紹介

具志川城跡

歴史や文化を学べばさらに久米島が好きになる!

久米島の歴史や文化について簡単に説明!行きたくなる人気の観光スポットもご紹介

珠美の島という美しい島の意味の別名を持つ久米島には、島の歴史や文化を学べるスポットも盛りだくさんです。

久米島好きな方の中には、青い海が魅力のビーチリゾート地が好きという方も多いでしょうが、そんな旅の合間に歴史的・文化的スポットに訪れるというのも、いつもとは違った旅行になるため、おすすめです。

久米島には現地に行って初めて知ることのできる、島固有の文化や多くの歴史的な場所が存在しています。

ぜひこれらのスポットへ訪れてみて、久米島の知られざる魅力について知っていきましょう。

 

久米島の歴史について

久米島の歴史や文化について簡単に説明!行きたくなる人気の観光スポットもご紹介

グスク時代(12〜16世紀)には、久米島山間部などに複数のグスク(城)が築かれていました。

その中でも代表的なグスクには具志川グスク、宇江城グスクなどがありましたが、後に琉球王国の統一によって廃城となっています。

そのため、これらのグスク跡地からは、当時の中国や東南アジアとの交易の痕跡を示すような、数々の陶磁器が発掘されています。

また、琉球王朝時代になると、中国を筆頭とする東南アジアの国々や日本、朝鮮などとも盛んに貿易・交易と通行が行われていましたが、久米島はそんな交易における寄港地として多くの人々が立ち寄る場所となっていました。

さらに、歴史書によればこの頃から久米島の地では自然の湧き水や泉が豊富であり、それは山の汁とも呼ばれ、稲作にも生かされていたということです。

 

久米島の文化について

久米島の歴史や文化について簡単に説明!行きたくなる人気の観光スポットもご紹介

東洋一との呼び声も高い、美しいバリアリーフが魅力の久米島は、農業、観光業、水産業などの各産業が盛んです。

それに加えて、久米島紬という伝統工芸も伝承されています。

17世紀頃に伝わったとされる久米島の代表的な伝統文化の一つである、久米島紬は平成16年頃に国の重要無形文化財に、そして町の文化財としても指定されました。

久米島紬には久米島に生息する植物や泥を原料とした染料を使用するので、久米島の文化や自然そのものが凝縮されている存在として、語らずにはいられません。

 

久米島の歴史・文化を感じられるおすすめの観光スポット5選

文献からだけでなく久米島の歴史や文化に、もっと気軽に触れてみたいという方に必見の観光スポットを、5選ご紹介してまいります。

どこも久米島特有の文化や歴史を感じられるスポットばかりですので、ぜひ一度行ってみてください。

 

上江洲家(うえずけ)

久米島の歴史や文化について簡単に説明!行きたくなる人気の観光スポットもご紹介

上江洲家は鮮やかな赤瓦屋根が特徴の民家跡で、現存する沖縄県の民家の中では最古のものともいわれています。

久米島でしか見られない貴重な古民家を訪れて、その生い立ちや歴史的な背景を探ってみましょう。

 

Spot descriptions and attractions

上江洲家はお伝えしたとおり、沖縄県でも現存する古民家の中で最も古く、国の重要文化財ともなっています。

この古民家はかつて、久米島の具志川という名の城主の末裔である、上江洲家が地頭を勤めていたとされる旧家です。

家が建てられたのは1700年代といわれており、屋敷周囲は琉球石灰岩を使用した立派な石垣によって囲われています。

その石垣の中には蔵や豚舎、井戸などがあり、建物全体が現在もなお美しい状態のままで保存されているので、当時の上江洲一家の生活を容易に想像することができるでしょう。

なお、上江洲家を訪れた際には、運が良ければ、上江洲家の子孫である案内人の方に出会うことができるかもしれません。

 

Basic Information

営業時間: 9:00〜18:00(冬季9:00〜17:30)

住所: 久米島町西銘816

入場料: 大人300円・中学生以下200円・小学生以下100円・小学生未満の小人100円

駐車場有無等: 有り

Learn more about the Uezu family

 

Gushigawa Castle Ruins

久米島の歴史や文化について簡単に説明!行きたくなる人気の観光スポットもご紹介

久米島北西の海岸に位置している具志川城跡は、海に面する丘陵の上にあります。

ここは15世紀の始め頃に按司真金声という支配者が辿り着き、築城した場所であるといわれており、今では国指定史跡ともなっています。

一時は城壁が崩れかけていたのですが、修復が進められていて、立派な外観に戻っているとのことです。

また、海沿いに位置していることから、絶景を拝めるポイントとしても一度は行く価値があるでしょう。

 

Spot descriptions and attractions

具志川城跡の城内は4つの郭に分かれており、それぞれ石垣による仕切りがあります。

また、城壁は安山岩を平石積みして造られており、その独特な外観も楽しめるでしょう。

1999年より始められた発掘調査では、中国陶磁器や古銭なども出土しており、当時は中国など海外との交易が盛んに行われていたこともうかがえます。

城内にはもう一つ、ヒーフチミーと呼ばれている、海へと直結する火吹き穴があるのも見ものです。

 

Basic Information

営業時間: 自由見学

住所: 久米島町仲村渠クメシ原

Admission: Free

駐車場有無等: 有り

Learn more about Gushigawa Castle Ruins ▼

 

Uimarukan, the home of Kumejima Tsumugi

久米島の歴史や文化について簡単に説明!行きたくなる人気の観光スポットもご紹介

今もなお守り続けられている、久米島の伝統的技法で制作される久米島紬の展示や、歴史、制作工程などをその場で見学することができるのが、久米島紬の里 ユイマール館です。

ここには体験施設などもあるので、家族皆で楽しめるスポットです。

 

Spot descriptions and attractions

この施設では、久米島の文化財にもなっている伝統工芸品、久米島紬を製造している久米島紬工房で、絣括り、染色などの紬制作工程を見学できる他、久米島紬に関する歴史資料や作品展示コーナーも設置されています。

工房では、織り染めの体験もでき、体験で染めた作品はお土産として持って帰れるので観光客にも大人気です。

さらに、職人がつくった久米島紬の加工品なども多く展示・販売されています。

 

Basic Information

営業時間: 9:00〜17:00

住所: 久米島町真謝1878-1

入場料: 大人200円・小人(小中学生)100円

・織り体験: 2200円

・染め体験: 2400円

駐車場有無等: 有り

Kumejima Tsumugi no Sato More about Yuimar Pavilion ▼

 

Kumejima Museum

久米島博物館では久米島の自然と文化について学ぶことができるため、まずは久米島のことを学んでから島内を観光したいという方には必見の施設です。

自然・遺宝・時代の移り変わり・暮らしの4つ をメインテーマとして、久米島の成り立ちや魅力を多くの人々に伝えています。

 

Spot descriptions and attractions

久米島博物館は2000年にオープンした施設で、久米島屈指の総合文化施設として広く知られています。

久米島の自然、文化、歴史、民俗についてを細かく紹介しているので、島のことを知りたい、学びたいという方にぜひ訪れていただきたいスポットです。

施設のエントランス内には、島の各旧跡を検索することのできるタッチパネルや、祭祀行事について紹介する映像端末が設置されており、どなたでも自由に利用が可能です。

また、常設展示室には久米島に生息する動植物を、模型や資料でわかりやすく展示しているものから、かつての島人がつくった生活品や農具、遺跡の出土品まで多数展示されています。

この施設に来れば、久米島における各スポットの情報が得られるため、充実した旅行プランにも役立てられるでしょう。

さらに、琉球王国時代の歴史についても学べる展示物があり、見学するだけでも非常に興味深いです。

 

Basic Information

営業時間: 9:00〜17:00(最終入館時間は16:30)

住所: 久米島町嘉手苅542

入場料: 一般200円・高校、大学生150円・小中学生100円 ※別途団体料金の設定有り

駐車場有無等: 有り

その他、バリアフリートイレや車椅子の用意も有り

 

真謝集落

真謝集落には、琉球王国時代に蔵元(現在の役所)であったという、仲里間切蔵元跡があります。

その跡地周辺には古民家や40m以上にも及ぶフクギ並木などの名所や、県指定有形文化財建造物もあります。

久米島の情緒ある古民家や当時の生活様式を垣間見ることができる、歴史的スポットです。

 

Spot descriptions and attractions

鮮やかな緑の葉が特徴のフクギの木が立ち並ぶ真謝集落は、久米島の風情ある集落です。

台風対策で迷路のようにくねくねとした形につくられた歩道から、先人の知恵が活かされていることがうかがえます。

家々の屋根は赤瓦でできており、庭にはパパイヤ、グァバ、マンゴーなどが実っていて、辺りには甘い香りが漂っています。

そして、美崎小学校近くへ向かうと旧仲里間切蔵元跡石牆という国の重要文化財を見つけることができるでしょう。

ここは琉球王国時代に地方行政機関として機能していた蔵元があった場所で、珊瑚石灰岩でつくられた石垣や、美しいアーチ型の門が佇む様子が見られます。

当時から、久米島ではこうした高い石造技法の技術があったということもうかがえるため、非常に興味深い場所です。

次に、県指定有形文化財建造物である天后宮(神を祀るお宮)に行けば、航海の守護神に旅行の安全を願い、手を合わせることもできます。

最後に背の高い天然記念物のフクギの前で記念撮影をして、集落散策の締めくくりとしましょう。

なお、フクギの近くには仲原家という久米島の教育者、仲原善忠氏の生家があります。

ここは現在、移住者の窓口相談としてコンシェルジュが常駐し、移住希望者のサポートを行なっているということです。

ご興味のある方は、散策のついでにぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

Basic Information

営業時間: 年中無休・自由拝観

※仲原家は10:00〜16:00までで、日、月、祝日、及び年末年始は閉業します。

他にもコンシェルジュ外勤のための臨時休業や、不在の日あり。

住所: 島尻郡 久米島町 真謝

Admission: Free

駐車場有無等: 無し

 

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summary

久米島の歴史や文化について簡単に説明!行きたくなる人気の観光スポットもご紹介

今回は久米島の歴史や文化を学ぶことができる、現地の文化的・歴史的スポットの数々をご紹介しましたが、いかがでしたか?

歴史には興味がないという方でも、観光スポット巡りの一環で訪れれば、きっと楽しく学べます。

また、久米島のリゾート地という一面だけでなく、琉球王朝時代やグスク時代といった、日本本土の歴史とは異なる久米島の生い立ちを詳しく知る上でも、良い機会となるでしょう。

さらに、久米島特有の文化にも触れることで、久米島のディープな魅力を知ることができ、より久米島を好きになるに違いありません。

 

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T.Furuike

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